イラクからのたより

 

ハナさん、フサームさんから、メールが送られました。

ハナさんより

■お元気でしょうか? 皆さんにとても会いたいと思います。私の家族だと感じています。
私にとって、皆さんと過ごした日は忘れがたいものです。皆さんの支援とイラクの人々への気持ちを忘れることができません。イラクでの私たちの状況は,(ブッシュの)新治安計画によってますます悪くなっています。我々の大統領であるフセインをイラン人の手で処刑し、その録音がTVに流れました。
現政府・暗殺団の新プランは、イラク南部全土がハキム配下のバドル軍団に、そして、バグダッドはサドル軍団に支配されるというものです。いずれの軍団もイランと通じており、全てのスンナ派を殺し、追放しようとしています。 (2007.1.2)

■今日は、いかがお過ごしですか?ご招待ありがとうございました。皆さんはとても親切で,私の良き理解者でした。
 イラクの状況はとても悪く、いつも危険の中に住んでいます。私は父を病院にやることも出来ませんでした。それは、暗殺団が、シーアの人が病院に着くや殺してしまうからです。彼らは,毎日スンナ地域に入り、殺したり逮捕したりします。女性の場合にはその面前でレイプさえします。スンナの学生を大学から誘拐し,集団で強姦し,その後殺して街頭に捨ててしまいます。そういうことで,私たちはバグダッドを去るつもりです、食料も無くなるかも知れません。しかし、去るつもりです。それでは。 (2007.1.6)

■こんにちは、ご招待と思いやりに感謝しています。私たち家族はバグダッドで大変な困難に苦しみました。食べるものもありませんでした。今、シリアに来て、両親と兄弟の家族と小さなアパートに住んでいます。小さいけれど、食事も、眠れることも出来ます。でも、依然として、どのような音でも、私たちの記憶する爆弾の音を思い出して怖いです。誰もここでは未だ仕事がありませんが,ともかく平和があります。私の姉妹はイラクに別れたままいます。 皆さんに平安がありますように。
 (2007.1.15)


フサームさんより

■私の病院の状況はと言えば,状況はますます破滅に向かっています。注射器も絆創膏、点滴液、排管(体内から取り出す)などが、抗生物質や化学療法の切実な不足に加えて、十分ではありません。保健省は状況を改善するために何もしようとしません。政府は毎日街頭で起こっている戦争に忙殺されているのです。
 2006年末までに我々のセンターで167人の患者を診ました。その患者の内161人が新患で、その他には(もともと治療を受けていたところが)危険な状況で、立ち去らなければならなくなって、バグダッドからやってきました。発生率は昨年の月9人から今年の14人へとガン患者が増えつつあります。
私としては、もし資金があるなら、医薬品を薬局から求めたいとは思うのですが。でも現状は人々の支援でやっており、それも限られたやり方です。 (2007.1.29)

札幌で研修中の二人のドクターが2007年2月末帰国されました。それにあわせて、フサームし医師の病院からリクエストのあった尿検査紙、抗がん剤、そしてイラクで医薬品を購入するための資金、総額10000ドル(約120万円)を送りました。



この間どれほど私が忙しくしているかは皆さんには想像もつかないと思います。 我々はたくさんの新しいガン患者を受け入れています。
今月もこれまで7人も の人数です、、、、、どの患者もひどいガ ンです。彼らは依然として汚染がある地域の人たちです、、、、我々は怒りもしまた落胆させられます。それでも闘 い続けます。
(proposed はここでの意味が分かりませんが、収 まったように見えてまた出てくる=自己主張する、といった趣旨で使われているのかな???)


you cannot emagine how I am busy these days ,we have many new patients,7 till now in this month......all with agressive cancer & they where from same areas where still threre proposed contamination,.............we are angry & Depressed ,but still fighting

                                                             2005・6・20


この手紙では、帰国後の状況をみなさんにお知らせしたいと思います。
時には銃撃と爆撃とで、時には病気による安全な生活が奪われ、死が引き続いていま す。 その上、生き残った人々も、電気のような基本的な生活必需品の不足に苦しんでいま す。
バスラの気温は今、43度に達するのに、一日最大12時間、ほとんどの日はもっ と少ない時間しか電気は使えません。
私の病院には、まだ多くの患者がいます。彼らは毎日死んでいます。また多くの癌患 者が適切な薬がなかったり決定的な支援手段がないために再発しています。
私たちは依然としてNGOが患者に対処できる医薬品を運んでいただけることに頼らざ るを得ません。
みなさんが、私の思いをより多く行間からつかんでいただけると思います。


In this letter I will explain to you our situation scince I came back:
I an addition to the lack of security & the contineous death ,sometimes because of the shooting & boombing & sometimes because of the diseases...............Still the remaining people are suffering from the lack of the basic needs ,like electricity :the temp.now in Basra reach 43c but we have electricity for a max.of 12 h per day & much less in most of the days.......... In my hospital ,still there are many patients ,dying every day & many cancer patients relapsing because of the lack of the appropriate medicine & the abscence of the critical supportive measures............... Still we are depending on the NGO to bring the drugs for us in order to treat our patients............ I think that you can understand that ,what is more between my lines

                                                              2005・6月